すいか糖は共和町の秘宝です
「知る人ぞ知る」
これはまさに、すいか糖のためにある言葉です。
道の駅などに置いてある、フリーの観光マップみたいなものによく載っているので、後志近郊の方ならその名前ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
ぼくもその一人で、存在自体は以前から知っていたものの、どこに行けば手に入るのかという情報がまるでなく、いつしかすいか糖は「まぼろし化」していったのです。
しかしこのたび宿願かないまして、ついにスイカ糖を手に入れることができました。
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比布岳、北鎮岳、そしてお鉢、大雪山を満喫する
おはようキツネくん。
近くで音がすると思ったらキツネくんでした。
朝一番、テントを開けて動物と目が合うなんて、なんか素敵な一日が訪れる予感めいたものを感じます。
予感めいたもの・・・。予感めいたもの・・・。
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愛別岳に登って時間切れになるも想定内
あまり知られてはいませんが、愛別岳は我が国最北の2000m峰だそうです。
そしてもうひとつ、大雪山の範囲をどこまでとするかにはいくつかの議論がありますが、石狩川をその境界とするならば愛別岳は大雪山北端の山となります。
主脈からは外れているものの、たおやかな山がほとんどを占める大雪山にあって傲然屹立とした山容は異色の存在であり、麓の大雪アンガス牧場から見る愛別岳は、絵に描いたようなアルプス的風景です。
ところがこの愛別岳、大雪山の登山中にはまずその全貌を見ることは出来ません。
というのも、大雪北方稜線から愛別岳へ向かう分岐点のほうが、愛別岳山頂よりも高いからです。
北方稜線が壁となってしまうわけです。
それゆえにこの愛別岳、目標を見ることなくはるばると歩を進め、本当にすぐ近くに来て突然その姿を目にするという、とても劇的な登山になることを期待して、計画を立てました。
まぁそうは言っても、山に行こうとしたのも計画を立てたのは直前なんですが。
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ヒグマ、もしくはウナギイヌとの遭遇
ヒグマは賢い動物だ。
だから人間を見たら逃げる。
それにそもそも人と出くわさないように行動している。
昔からよく耳にする言葉だ。
逆の意見をとんと聞いたことがなかったので、ぼくはその言葉を信じていたし、そうあってほしいと願っていた。
好戦的な羊や、獰猛な鳩がいないのと同じように、‘人を見かけたら向かってくるヒグマ’ なんているわけないじゃないか。
ぼくはずっとそう思っていたのだ。
この日までは。
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プンパニッケル、とどく
以前にも書いた、食工房さんのパンが、福島からおくられてきました。

思いがけないごちそうです。
左から、山牛蒡の味噌漬け、ラタトゥイユ、胡瓜の甘酒漬けです。
ラタトゥイユは、前々からこれはプンパニッケルに合うに決まってると思ってて、ずっと試してみたかったのです。
山牛蒡の味噌漬けは、これも味噌漬けを単体で食べてるときから、ライ麦パンと一緒に食べたいなぁと思い続けていたもので、今回ようやく実現しました。
思ったとおり、ドンピシャにおいしかったです。
ラタトゥイユも牛蒡の味噌漬けも、やや酸味がある食べ物なので、それがプンパニッケルの酸味に合うのでしょうか。
ザワークラウトやニシンの酢漬けが定番であることを考えると、まんざら外してないかもしれません。
胡瓜の甘酒漬けは・・・・、胡瓜のまま食べた方がおいしいですね。
甘酒に漬けると、ものすごく繊細な風味が何層にも重なる感じで口の中に広がるのですが、その薄膜感たるや、まるで雲母のような儚さなので、なにかと一緒に食べるものではないような気がしました。
ところで、以前に食工房さんのパンの記事を書いたとき、ニシンの酢漬けがピッタリだと言ったのですが、どうもあれはニシンの山椒漬けだったようです。
ニシンの山椒漬けというのは、福島県は会津地方の郷土食です。
福島県スローフード連絡協議会:にしんの山椒漬け
http://www.fukushima-sf.com/data/nishinnosanshouduke.html
だけどぼくが北欧で、くる日もくる日も食べ続けたのもニシンの酢漬けで、それと山椒漬けは「まったく同じ」と言っていいくらいにそっくりな味だったのです。
たしかに北欧のものもスパイスがきいてはいましたが、まさか山椒ではないですよね。
調べたわけじゃないけれど、北欧と会津には、過去にさかのぼってもおそらく接点はないんじゃないでしょうか。
まったくもって、料理ってのは不思議なものですね。
アンギラスは主役、ニセイカウシュッペ山は脇役
どうしてこの山には名前が無いのだろうかと不思議に思う山はいくつかありますが、北大雪はニセイカウシュッペ山の東に聳え立つ岩山は、まさにその最たるものだと思うのです。
山頂部にいくつもの岩塔を従えた姿は、まるで北の八ツ峰。
それはいくらなんでも褒めすぎだろうというのなら、北のエギーユ・デュ・ミディ。
いえ、ウソです。すんません。
いずれにしても、もともと岩峰に乏しい北海道では、こういう凛々しい山はそうそうお目にかかれないので、ニペソツ、芦別岳、利尻岳に次ぐ地位を与えられてもいいんじゃないかと思うのですが、なんせ正式な名前が無いのです。
しかし正式な名はなくても通称名はあります。
誰が呼んだかアンギラス。
おそらく北海道の岳人たちも、名前がなけりゃ話しもしにくいということで、いつしかこの呼び方が定着していったのでしょう。
いちおう補足しておくと、軍艦山という冴えない呼び名もあるようです。
というわけで、今回の山行の主役はニセイカウシュッペ山ではなく、アンギラスなのです。
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